先日に引き続き大人気のキャンピングカーの意外と知らない!?キャンパー装備のマメ知識~第2弾~をお届けいたします。
近年キャンピングカーはキャンプ以外の利用が多くなってきています。
TVのロケ撮影、屋外イベントなどの楽屋代わり、人気アーティストのコンサート時でのホテル替わりの宿泊場所など色々な用途で使われ始めているキャンピングカーですが普通乗用車にはない様々な装備を搭載しているのは皆さんご存知でしょうか?
まだ知らない人は簡単に覚えて知ってる人もおさらいで、もっと便利な機能を使いこなしましょう。
今回は少し難しい数字も出てきますがおぼえておいて損はありません。
さぁ一緒にキャンピングカーの事を学んでいきましょう。
サブバッテリーのスタミナ
キャンピングカーの心臓部分といえるサブバッテリーシステム。
キャンピングカーの便利な装備をささえています。
ジャパンキャンピングカーレンタルセンターの車両では105Ahのバッテリーを2基搭載しております。(一部未設置の車両あり)
1Ahとは、1時間(1h)に1アンペア(1A)を使える容量ということです。なので1Aを105時間使えるという事ですね。
例えば、105Ah容量をもつバッテリーを使って、3Ahのポータブル冷蔵庫を稼動させるとしたら、数値上では35時間稼動することになります(105Ah÷3Ah=35h)。
充電は、走行している時と外部電源を繋いだ時に出来ますが、色々なキャンパー装備の節電を心掛けないと電圧低下によりキャンパー装備の使用が出来なる事もありますので、使わない時はスイッチOFFを心掛けましょう。
また、エンジン始動に必要なメインバッテリーとは、違う回路なのでサブバッテリーが空っぽになってもエンジン始動には影響しません。
サイドオーニングの使用場所
すごく便利で、インスタ映えもすると評判のサイドオーニング。
設営も簡単で、専用の棒でクルクルすれば1分もかからず広げられます。
ただ破損、故障の原因となる風の強い日と、大雨の日は使用を控えて頂く場合がございます。
また、このサイドオーニング道の駅や駐車場などでの利用は基本的には出来ません。マナーを守りキャンプ場などでの利用をお勧めします。
アクリル製窓
キャンピングカーに付いている一般乗用車では見かけない窓。
外国製アクリル製の窓キットで、内側には網戸と目隠し用のシェードが付属しており、とても使いやすく便利な窓です。
基本的には押し出しタイプのアクリル窓が多いですが、走行中の開閉は厳禁。(道路交通法により)
ただ、力ずくで開け閉めしようとすると、すぐに壊れてしまうので要注意です。
シンク・水回り
意外とあっても使われないシンクですが海などに行った際シャワーホースが役に立ちます!
砂まみれになった足元など車外で洗えて意外と便利なんです。
また、愛犬などペットとキャンプ場で遊んだ際はペットの手足なども洗えますね!
ベンチレーターのパワー
キャブコンには車両上部に換気扇のようなパーツがあります。その名はベンチレーター(ルーフベントとも呼びます)。
室内の換気装備でかなり使えるんです。
初夏や秋口の車中泊などで、窓を1カ所でも網戸にしておけば車内に新鮮な空気が取り込め、冷房などに頼らず自然な風の流れを作り出してくれるので快適に寝られます!
以上参考になりましたでしょうか?
せっかく多機能なキャンピングカーでのお出かけ。使える装備はフルで使いたいものですね。