キャンピングカー初心者が運転ってやっぱり難しい!?
そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
今回はキャンピングカー初心者の新入りスタッフEが、初めて運転をレポートします!
初めての運転は東京都内から千葉の市川営業所へ!
今回は恵比寿に到着したお客様からレンタルキャンピングカーを回収し、キャンピングカーレンタルセンターの営業所がある市川まで運転を行いました!
ちなみにスタッフEは普段は乗用車で年間10000キロほど走るデイリードライバーではあるものの、キャンピングカーを運転するのは全くの初めて。初めて触るキャブコンのハンドルを握り、心臓をバクバクさせながら走り始めたのです…
カーブではより”安全な速度”を意識して走る!
首都高の都心部は、最高速度50−60キロの場所がほとんど。この速度を厳守するのは当然のことですが、ヘアピンカーブが続く区間では、60キロ程度でハンドルを切ると思った以上に車体が沈み込み、まるで外側に持っていかれるような感覚(!)を覚えます。
特に、今回運転したカムロード プログレスのようなトラックベースの車両は、サスペンションの味付けが柔らかめに設定されていることが多く直線では快適な走行が可能なものの、カーブではより神経を使う必要があるようでした。
首都高はジャンクションやインターチェンジに急カーブがあるケースが多いので、運転する際は細心の注意が必要だと言えるでしょう。
運転に慣れないうちは首都高や一般道では最高速度を厳守し、高規格な高速道であっても80キロ走行が無難なのだろうと感じました。
スマホカーナビはあてにしたらダメ!?
今回、運転に同行してもらったベテランスタッフのMには「スマホのカーナビはあてにしてはいけないよ」とアドバイスを受けました。
最近はGoogleマップやYahooカーナビといった無料で高性能なスマホカーナビだけしか使わないという人も多いかと思います。
ただ、キャンピングカーの運転ではスマホカーナビを頼ってはいけない場面があるのです。
なぜなら、キャンピングカーは多くの車種が車高制限のある道路を通れないケースがあり、鉄道の下をくぐるトンネルなどをスマホカーナビでは回避してくれないケースがあったりします…。
ちなみにダッシュパネルに設置するタイプのカーナビでは、自車の車高を設定が可能なものがあり車高制限のある道路を回避したルートを提案してくれます。
キャンピングカーを運転するときは、カーナビは普段と違う使い方を意識する必要がありそうです。
死角が多いキャンピングカーだからこそ360度に目を配る!
キャンピングカーは乗用車に比べて死角が多く、特に車体後部はバックモニター頼りになる場面がほとんどです。
車高の感覚も普通の車とはまるで別物なので、左右や前後に視界を配りながら巻き込みや後方への衝突などが起きないよういつも以上に車体の周辺の状況を確認しながら走る必要があります。
また、交通量の多く路幅が狭い都心部では、無理な割り込みをして来る車両との接触もリスクも非常に多いので安全かつゆとりを持った運転を心がけるのが一番だと言えるでしょう。
無事営業所まで完走!郊外道路の運転は決して難しくない!
都心部を過ぎて京葉道路、圏央道といった郊外の高速道路へ入ると車両の流れもスムーズになりひと安心。
特に、今回の車両はディーゼルエンジンの車だったので、加速などは非常にスムーズ。
キャンピングカーのボディの重さを感じることはありませんでした。
また視界の開けている郊外道路では、ドライビングポジションが高く遠くまで見渡せるキャンピングカーは乗用車よりも運転しやすいとも感じました。
今回は1時間ほどの運転でしたが、出発時にあった恐怖感はほとんどなくなりました。
ただ、キャンピングカー特有の操舵感や車体の感覚などいくつかのコツは今度も踏まえていく必要があると感じました。
キャンピングカー特有のクセを理解することが、脱初心者へ近づくといえるのではないでしょうか!
〜まとめ〜
・キャンピングカーは、カーブを通過するときに横転しないよう気を配る必要がある!
・スマホカーナビと車両情報が反映されるナビを併用するがオススメ!
・走行中はいつも以上に車両周辺の状況をに気を配る!
・慣れてしまえば快適なキャンピングカーライフを過ごすことができるでしょう!
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